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2011.11.13 (Sun)

旧鹿児島紡績所技師館(異人館)

10月25日改装工事を終えて一般公開されたとお友達に聞き,
少し遅くなりましたが一人ぶらりと訪ねてみました。

旧鹿児島紡績所のイギリス人技師が住んでいた宿舎です。国の重要文化財に指定され,平成21年には世界遺産暫定一覧表に記載されました。
 
木造2階建て 4面ベランダのコロニアルスタイルの洋風ですが屋根の構造(小屋組)は和小屋になっており,異人館と同じようなベランダコロニアルの建物としてグラバー邸や西郷従道邸,神戸15番館などがあるそうです。

以下の解説は異人館内に設置してある説明文を中心に年代順にまとめてみました。
なお,過去の写真は案内ボードを撮影し,現在のものは私が撮影したものです。


それでは生麦事件からスタートしたいと思います。

1862年 生麦事件
      島津久光の行列に入ったイギリス人を斬る
1863年 薩英戦争
      生麦事件の交渉のために鹿児島湾にはいったイギリス艦隊7隻との砲戦
1865年 薩摩藩英国留学生・使節の派遣
      島津忠義はグラバーの助けを得,留学生15名と使節を密出国させる。
      引率の新納久脩(ひさのぶ)と五代友厚がプラット兄弟社と協議
      蒸気船・紡績機械等を購入しイギリス技師の派遣を依頼
1866年 技師派遣の契約 司長 イー=ホーム 一行4人来鹿
      イギリス公使パークス鹿児島訪問
1867年 工務長ジョン・テットロウが機械とともに到着と他技師2人も加わる。
      紡績場の完成に先駆けて白ペンキ塗りの木造2階建ての宿舎完成
      2階のベランダと回廊には窓がなく,屋根に煙突が2本あり室内の暖炉と通じていた

      技師は200名あまりの職工に技術指導を行う。
      契約は2年間であったが幕末の政情不安のために1年で帰国
      この年の5月に紡績所が竣工
異人館初期

1872年(M5)  明治天皇鹿児島行幸 天皇休憩所として利用 昼食をとられた。
1877年(M10) 西南戦争仮病院 薩軍の負傷兵を収容
1881年(M11) 異人館などに鹿児島学校が設置

1882年(M15) 鶴丸城本丸跡(現在の黎明館付近)に移設
          鹿児島学校 中学造士館(後の七高造士館)の教官室として使用
          このときに煙突がはずされ、二階ベランダに窓が取り付けられる。
鶴丸城跡地


1936年(S11)現在の場所に移設。現在の異人館は造士館教官室当時を再現。
1945年(S20)進駐アメリカ軍宿舎 戦後進駐アメリカ軍が接収
1951年(S26)鹿児島市に返還
1953年(S28)県の史跡に指定
1959年(S34)国の史跡に指定
1962年(S37)現存する貴重な幕末の洋風木造建築として国の重要文化財(建造物)に指定
2011年(H23)リニューアルオープン
異人館現在正面
 ↑正面からと↓裏からの写真をご覧下さい。
異人館現在北側より

異人館の各部1

ローカから見る


いろんな箇所を撮影しました。是非行かれたときに探してください。すぐに分かると思います。

各部3


各部4


各部2

室内のドアノブは床にひざまずいてあけていたために現代のノブより低い位置にあります。また,一部屋だけ他の部屋の天井に比べて明らかに模様が違う部屋がありますがどなたかご存じではありませんか?

駐車場は一旦ジョイフルとセブンイレブンの駐車場に入り,10号線とジョイフルの間を入り,異人館正門近くまで進んでくださいね。

あ 忘れてました 入館料は200円です。



鹿児島の史跡はほとんどが廃仏毀釈や薩英戦争,西南戦争,あるいは失火で焼けるなど,現存するものは少ないようです。そんな中,この異人館は移設と繰り返されながらも残り,その時代を物語るような利用がなされています。わずかな時間で見学できるかもしれませんが,当時を思いながら時間をかけてご覧下さい。
リニューアル情報提供のM.Zさんありがとうございました。


 

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